愛馬 マキシマムドパリ 重賞『愛知杯(GⅢ)』制覇‼︎
2017.1.14
愛馬 マキシマムドパリ 重賞『愛知杯(GⅢ)』制覇‼︎
※写真は競馬ブックHPより引用
愛馬マキシマムドパリ号の応援のため、愛車かっ飛ばし、数年に一度と言われる猛烈な寒波で雪のチラつく中京競馬場に突撃。
マキシマムドパリはクラブ法人、いわゆる“一口馬主”という共同出資馬で、私は10数年一口馬主ライフを楽しんでおります^ ^
リベンジ
実は昨年も愛知杯に出走。
昨年は2番人気で4着だった…
鞍上はヴェロン(誰やねんとお思いの方も多いでしょうが、短期免許で当時来日してた外人ジョッキーですわ)でした。
そして、奇しくも去年と同じ馬番『11』で今年も出走、でも昨年より馬の状態はいいし、何といっても今年は鞍上に岩田康誠という強力な屋根を迎え、リベンジする舞台は整った。
レース
道中は後方から4頭目でじっくり構えたマキシマムドパリが直線、これまでにない後方待機から大外ぶん回して直線一気のゴボウ抜き‼︎
2着馬に1馬身半差をつけて余裕でゴール。
まさに、雪が舞う寒空の下、雪のように白い馬体が切り裂きました^ ^
一口馬主生活苦節10数年…
私にとっても初重賞制覇。
勝った瞬間、一口仲間と狂喜乱舞^ ^
ほんと、我を忘れて嬉しかった。
マキシマムドパリという馬
父キングカメハメハ 母マドモアゼルドパリ(母の父サンデーサイレンス)という血統の5歳牝馬。
栗東・松元厩舎所属、生産・社台ファーム。
ここまで、戦績18戦4勝だが(4.3.7.3)と常に3着以内に堅実駆けする馬で、4着以下はたったの3度。
その3度のうち2回はG1(オークスと昨年のエリザベス女王杯)だった。
その昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬クイーンズリングとは何度も接戦していて、G1秋華賞でも3着の実績があり、何故未だに条件馬なのか各競馬評論家やトラックマンも首を傾げる程の馬なのであった。
という具合に、とにかく常に真面目に走る馬で、実力、素質は常に感じさせながらも、結局昨年は中々勝ち切れず歯痒い思いで2016年シーズンを終えていた。
とにかくは体調管理、馬体重維持が難しい馬であと一歩勝ちきれなかった訳だが、昨年秋からかなり体調も安定してきて、今回は万全の状態であったので勝つ自信はあった。
実際、松元調教師も優勝後のコメントで「やっとこの馬の走りができた。1年前よりカイバを食べるようになっているし、馬がしっかりしてきた」と今の充実ぶりを感じ取っている。
もう一つのドラマ 岩田復活V
※写真は競馬ブックHPより引用
鞍上の岩田にとってJRA重賞制覇は一昨年(2015年)小倉2歳S(シュウジ)以来1年4カ月ぶりの勝利。
一時はJRA重賞総ナメにしていた岩田が色々あって気づけばここ1年半重賞勝ってなかった訳だが、そんな彼と常に馬券圏内には来るが勝ちきれない愛馬とともにスカッと勝ったのは感慨一入。
鞍上は「うまく外に出すように言われていて、その通りに乗れました。賢くて乗りやすい。反応が良かったし、坂を上がってからもしっかり脚を使ってくれました」とパートナーを称えてくれました。
岩田もこれで吹っ切れただろうし、もし出来ることなら継続騎乗してもらってヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯でG1ゲットしてもらいたいものだ。
夢は拡がりますね^ ^
開催出来た自体がラッキー
翌日1/15(日)の中京競馬は降雪のため中止。
あと一日レース日が違ったらどうなっていただろう…
無事開催されただけでもラッキーだった。
結果も最高だっただけにね^ ^
ホンマに心底開催出来たことに感謝。
実は、以前、開催延期の憂き目にあって苦い思い出があるのです...
モアグレイスという馬
遡ること5年前のこと…
2011年1月16日の紅梅Sを勝ち、私にとっても初のオープン勝ち馬で、次走フィリーズレヴューを使って桜花賞=私にとって初のクラシック出走馬になる予定だった“モアグレイス”。
しかし、フィリーズレヴュー(GⅡ)のレース日直前、3.11にあの東日本大震災が起きた。
競馬どころじゃ勿論ない訳で、翌週3/21に延期になったのである。
ただでさえ、繊細な牝馬が1週間順延になり、しかも3/21は大雨…
モアグレイスという馬は逃げ馬だった。
常に目一杯走りきる馬だった。
フィリーズレヴューは天候と馬場にも泣かされ15着に惨敗だったが目一杯走ったからこその惨敗。
そして、恐らく自分の限界以上に頑張ったのだろう…
レース直後、心臓発作をおこして天に召された…
この時は本当心底凹んだ。
プライベートでも色々あったので、この馬が当時一筋の光だったのに…
いささか重い話になりましたが(^^;;
ま、そういうことがあり、競馬が順延になるのが凄いトラウマなので、ほんと今回は開催出来ただけでもラッキーだったのよ^ ^
夢叶う
芝生の上で口取りするという一つの夢が叶った。
※写真は競馬ブックHPより引用
2017年最高のスタートを切れた。
マキシマムドパリは今年贔屓目なしに活躍します。
今年は良い年になりそうだ)^o^(